冬に花咲く“一瞬の夏” |
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◆ カシアス・内藤(内藤 純一)さん |
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◆ ボクシング・ジム開設 |
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2月1日よる6時。横浜市中区の石川町駅前のビルの2F。 約100名の人々が集まり、ジムのオープンを祝った。 プロボクサーやジムの関係者の姿はなかった。母校、武相高校ボクシング部の先輩や同級生、後輩達、もちろん沢木耕太郎氏。狭いジムは足の踏み場もなかった。 しかし冬の冷気がとけるほどの熱い想いが漂っていた。 現役の頃よりスリムになったカシアス内藤がマイクを握った。 |
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| 多くの人々の愛情と応援のお蔭で今日を迎えることができ本当に嬉しい。 2月1日は恩師エディ・タウンゼントさんの命日。26年振りにリングに戻ることができて感謝で一杯です。 私の望みは、このジムで青少年や女性にボクシングの楽しさを教えること。 プロを育てることは夢の一つ。 僕の果たし得なかったことを実現する男を指導していきたい。 でもそれよりも多くの人々が訪れてくれることを目標としている。 |
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| スキンヘッドとふちなしの眼鏡がすっかり雰囲気を変えてはいても、言葉一つ一つをかみしめて、時には遠くをみつめるような少年のような表情はまさにカシアス内藤そのものだった。
私はカシアスに言った「早くプロボクサーを育てたいね。」 人とのふれあい、折り目や節度をもっとも大事に考え、過剰なPRを好まない男の強さと弱さをそこに垣間みた。 このジムの将来と重なり合って時の流れに添っていく元プロボクサーは現役のときと同じように、ファンや仲間達に期待や希望と隣り合わせで心配や不安を抱かせつつ、大つぶの汗を涙といっしょに流れていくのだろう。 愛すべき男、カシアス内藤がプロのリングにエディの生まれ変わりとして心から祈りたい。 |
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